酔い醒めの部屋温うして師走かな(ヒ)
夜半、ふと目が覚めて、冴え冴えと寝床に取り残さる事がある。そんな時は、布団の上で、湯呑み一杯の冷やを、唇を湿らす程度に、ゆるりゆるりとやる。喉が動くほど一度に呑んでは駄目で、とにかく、恐ろしくスローに、身の回りの空気を動かさない加減で、酒を体内に送り込んで行く。庭の苔に霧吹きで潤いを与えるようにすると、食道から胃までの粘膜が、ほのぼのと暖まって来るのが分かる。この酒がうまい。この酔いが、快い。やがて、東の地平が、藍布一巾流れ、それが見る間に浅葱(あさぎ)に変わるのを、やわらかな気持ちで眺めながら、布団にもぐる。それからの眠りが、悦楽。これが、一番うまい呑み方でだある。
優翔 陽斗 玲音 蒼空 蓮 おばさん 美海 春菜 日和 結菜 琉星 心 柊 雄大 遼 翼 大翔 しろあり 順ちゃん 愛華 彩乃 結愛 琉偉 俊介 大夢 悠 陸斗 颯太 上州 栞奈